これから退職代行サービスを利用を検討している方に向けて、今後退職が円滑に進むための事前に退職代行サービス利用前にしておくべき5つのポイントを紹介していきたいと思います。
なお退職代行とは退職希望者に代わり退職代行業者が退職の意向を会社に伝えるサービスです。退職代行サービスの全容は下記ページでもご確認いただけます。
退職代行前にしておくべき5つのポイント
職場環境により出来る事、出来ない事などあるかもしれませんが、可能であれば実行に移しておくことで、今後の退職代行を円滑に進められますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:私物や備品の整理
退職代行サービスを利用した後でも、郵送などで私物の回収、備品の返却などは可能になりますが、事前に整理しておいた方がスムーズです。特に会社に置いてある大事な私物は事前に回収し、逆にもし家にある備品(名刺など)、また制服など会社から支給を受けている場合には、出来る限り会社に置いておきましょう。
2:給与明細の保管
給与明細には給与の詳細はもちろん、有給の付与日数など退職に伴い、必要な情報が多く記載がされています。勿論、破棄して手元にない場合にも会社側で確認する物なので、問題はありませんが、事前に把握しておくと退職代行サービスに相談をした際に、より円滑に手続きが進められます。
3:自分しか把握していない情報のアーカイブ化
組織化された大きい企業であれば担当者しか知らないシステムのパスワードや取引情報などは非常に限られていますが、人数の少ない中小企業で更に役割が縦割りの場合には、自分しか知らない情報が数多く存在するケースがあります。引継ぎの有無に関わらず、退職にあたり会社との直接のやり取りを無くすためにも、パソコンや書面にまとめた物を会社に置いておくことが望ましいです。
4:タスクやプロジェクト引き際を明確に
勤務状況によりけりですが、会社に損害を及ぼす可能性のある大きなプロジェクトやタスクの責任範囲範囲を出来るだけ最小限に留めて、抜けることが可能なタスクやプロジェクト引き際を見極めて抜けて可能な限り抜けておきましょう。会社側も退職に伴い大きな損害を被った場合には、賠償請求に踏み切るリスクが高いので、その可能性を最小限にしておくことをおすすめします。
5:鬱など精神疾患が場合は病院に診断書を貰っておく
鬱や精神的な疾患も退職の理由になっているのであれば、病院からの診断書をしかいと貰って保管しておきましょう。退職代行において診断書がある場合には、スムーズに退職の手続きに入ることもできますし、「退職日までに1年以上継続して被保険者期間があること」「資格喪失時に傷病手当金を受給しているもしくは条件を満たしていること」この条件を満たすことで、退職後にも健康保険から「傷病手当金」を引き続き受給することが可能です。
以上様に、退職代行サービスに依頼をする前にもいくつか準備をしておくことで、退職の手続きやその後の会社側とのやり取りに負担が少なくなりますので、出来るものがあれば事前に着手しておきましょう。
なお、仮に上記の5つのポイントが1つも実行できなくても、もちろん退職代行サービスは利用できますので、安心してください。