新卒や第二新卒の方が、退職代行サービスを利用して退職が出来るのか、またその際のメリットやデメリットにどの様な事があるかなどを詳しく解説していきます。
頑張って就職活動をして、大きな期待を夢や希望を膨らませて入った会社なのにも関わらず、実は待ち受けていた日々の現実とのギャップに耐えることが出来ずに会社を辞めたいと考える新卒の方は非常に多くいらっしゃいます。
そしていざ辞めようと決断しても「石の上にも3年」「この職場でダメなら他に行ってもダメ」など、一切の根拠のない上司や先輩の言葉で引き留めを受けている方も非常に多いでしょう。
しかし、辞めたいと1度本気で思ってしまった以上、その職場に愛着を持って仕事に打ち込もうと考え直すことも難しいのが事実ですし、それ以上に新卒や第二新卒は人生において非常に貴重なカードであり時間で、自分の将来が見えない会社でその様な貴重な時間を不意にしてしまうことは長い人生においても非常に大きな損失です。
このページではそんな貴重な新卒、第二新卒という時間を無駄にすることなく、新しいスタートを切る為の時期の方の為の退職代行サービスについて詳しく解説していきます。
新卒や第二新卒で入った会社で退職代行で退職は可能?
まず新卒や第二新卒の方にお伝えしたいのが、どんな業種、職種、会社であっても「退職代行」を利用して会社を退職することは可能です。
なお退職代行とは退職希望者に代わり退職代行業者が退職の意向を会社に伝えるサービスです。退職代行サービスの全容は下記ページでもご確認いただけます。
退職の自由は法律で定められており、その権利が国から認められていますので、臆することなく行使してください。
改正第627条
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
これは会社に雇われてはたく人であれば皆が同様の権利を有しており、新卒や第二新卒であってもその権利は同じです。
新卒で「退職代行」を検討しているけど、そもそも大丈夫かな。。。と不安を抱えている方は安心してください。
新卒や第二新卒ならではの退職代行を利用する理由
厚生労働省の調査では入社後3年以内に辞めてしまう新卒社員の離職率は、全体の30%以上という結果が出ており、実は退職代行を利用する人も非常に多いという現実があります。
厚生労働省の調査では入社後3年以内に辞めてしまう社員の離職率は、全体の30%以上という結果が出ています。新卒社員を採用しても、働く側と雇う側の認識にズレが生じていると、人材の定着率は低くなりがちです。
引用元:新卒社員の離職率は30%超!
なぜ、新卒や第二新卒の方が退職代行を利用する理由としては
- 社内環境に慣れない中で退職の引き留めが強引
- まともに上司に取り合ってもらえず、辞め方が分からない
- 社内組織が良く分からず退職を誰に相談して良いか分からない
- 職場環境は良いけど業務が合わず退職を言い出しにくい
- パワハラでとても退職を言い出すことが出来ない
などの理由から新卒や第二新卒で入社した方が退職代行を利用するケースが増えています。また、ここ近年でテレワークが増えたことで、より他の社員や同期、上司とのコミュニケーションが取れずに、会社に馴染みづらいことから退職代行を利用して退職をする方が増加傾向にあります。
新卒や第二新卒が退職代行を利用するメリットとデメリット
では、実際に新卒で退職代行を利用した際に想定されるメリットデメリットを解説していこうと思います。
新卒や第二新卒がが退職代行を利用するメリット
新卒や第二新卒がが退職代行を利用して得られるメリットとしては、
- どんな職場状況や会社組織に関わらず会社を退職することが出来る
- 職場の人たちとの連絡や顔を合わせることなく退職が出来る
- 退職の方法や必要な書類周りは退職代行の方からアドバイスを貰える
- 無理な引き留めなどに合わずに退職ができる
この様に、未だ会社組織に慣れる前であっても、労働者の権利として有無を言わさず会社に対して退職というカードをしっかりと切ることが出来ます。
新卒や第二新卒が退職代行を利用するデメリット
新卒や第二新卒が退職代行を利用して想定されるデメリットとしては、
- 業界が狭い職種で同じ業界に転職した際に仕事の障害になる可能性がある
- お世話になった会社や先輩の方に不義理な印象を与える場合がある
- 有給の付与前の場合は転職活動期間は金銭的に少しきつくなる場合がある
なお、基本的に退職代行業者から会社には、退職に関して本人や親御さんに直接連絡することは控えるよう通達がいくので、強制力はないもののその辺りは安心しても大丈夫といえます。
新卒や第二新卒が選ぶべき退職代行サービスの選び方
では、具体的に新卒が選ぶべき退職代行とはどんなサービスなのか、いくつか抑えておくべき重要なポイントを紹介します。
手厚いサポート体制のあるサービス
未だ会社組織や会社の制度に慣れていない状態での退職になるので、退職の手順や方法、書類の準備物の手配などしっかり手厚くサポートしてくれる退職代行を選びましょう。退職代行のサービスによっては、事務的にメールだけでのやり取りのみというサービスもあるので、電話などでしっかり連絡が取れるサービスを選びましょう。
有給の交渉ができる労働組合のサービス
労働基準法39条では会社は雇用した日から数えて6ヶ月間勤務を継続し、かつ勤務日の80%以上働いた従業員に対しては、10日分の有給休暇を与えなければならない」という法律がありますので、新卒の方も6ヶ月間勤務を継続していれば有給が付与されています。有給消化をしながら退職日を迎えることが可能になるので、金銭的に負担が軽くなります。その為、しっかりと会社と有給消化の交渉ができる労働組合の退職代行サービスを選びましょう。
退職代行の費用は安めに抑えるのがベター
新卒や第二新卒だとまだ生活に余裕のある貯蓄もないので、退職後の生活費用をしっかり確保する為に比較的安い費用の退職代行を選びましょう。相場的に1回の退職代行費用は20,000円~50,000円ですが、20,000円前後の物でもサービス品質も良いサービスが多いので、安心してください。
新卒におススメの退職代行サービス
では、実際に退職代行を検討している新卒や第二新卒の皆さんにおススメできる退職代行サービスを紹介していきたいと思います。
おススメ退職代行1位

労働組合である日本労働調査組合(日労)により2021年4月7日から提供が開始された退職代行サービス。日労(ニチロー)に掛けて、イメージキャラクターを野球選手のイチローのそっくりさんで有名なお笑い芸人の「ニッチロー」さんを起用した新鋭の退職代行サービス。28,000円の格安料金で、弁護士・社労士・税理士の専門チームがサポートするので安心感に定評あり。
おススメ退職代行2位

退職代行ガーディアンの退職代行業務は、東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合「東京労働経済組合」による退職代行サービスです。無料相談から申込までをスマホだけで完結できる為、若い方に人気が高いです。なお、民間企業(会社)が提供する退職代行サービスでは「有給消化」「退職金」などの退職条件に関して会社との交渉が出来ませんが、退職代行ガーディアンは憲法および労働組合法の保護を受け、依頼人の退職条件の代理交渉も合法的に遂行することが出来ます。
おススメ退職代行3位

退職代行SARABA(サラバ)は「特ダネ」「梅沢富雄のズバット言います」「報道ステーション」「日経新聞」など有名テレビ番組や新聞など数多くの取材実績がある退職代行SARABA(サラバ)ユニオンという労働組合が運営する退職代行サービスです。即日退職対応、行政書士が監修した退職届けプレゼント、成功率98%の有給消化サポートなど、退職代行SARABA(サラバ)は独自の強みがあるサービスです。